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學生?生徒?児童?園児 および保護者のみなさまへ【學長メッセージ】

2020年7月27日更新

  
2020年7月27日  學長 室伏きみ子

 

 緊急事態宣言解除後に、また、新型コロナウイルスの感染者が顕著に増加しています。NHKのまとめ(https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/)によれば、東京都內の新規感染者數は6日連続で200人を上回り、23日には過去最多の366人、24日は260人、25日は295人、そして昨日(26日)は239人となりました。都內で感染が確認された人は累計11,214人を數えています。首都圏や大阪、愛知などでの感染者の増加も著しく、全國では25日までに29,831人の累計感染者數となって居り、この日までに998人もの方が亡くなられています。この疾患(COVID-19)に関わる専門家の方々からは、「流行の第2波に入った」との見解が示されていますが、まだ有効なワクチンや治療薬の開発もままならない中で、変異を起こしたウイルスの出現も多數報告され、さらには、軽癥であった方々の長引く後遺癥の例なども報告されて、このウイルスの全體像がつかめないままに、先行きが不透明な狀況が続いています。本學に通學されている園児?児童?生徒?學生の皆さまや保護者の皆さまも、さぞご心配のことと思います。

 でも、きっと、醫療の最前線で患者さん達の命を守るために、ご自分自身の日常を犠牲にして働いて下さっている方々や、このウイルスの弱點等を明らかにするための基礎研究や、治療薬やワクチンの開発研究に、日夜取り組まれている方々のご努力によって、近い將來、私たちが普通の生活を取り戻せる日が來るに違いありません。それを信じて、毎日を過ごしたいと思っています。

 醫療従事者や研究者の方々、そして、人々の普段の生活を支えるための様々な業務に従事されている沢山の方々に、心から感謝したいと思います。私たちも、そういった方々のご盡力を無駄にすることのない様に、そして大切な人を失う悲しみを経験しなくても済む様に、それぞれが出來ることは何かを考え、実行していきたいと思います。

 これまで、皆さまのご努力のお蔭で、本學では感染者は出ていません。とても嬉しいことだと思いますが、全國的に新型コロナウイルスが蔓延している狀況では、いつどこでウイルスに遭遇するか分かりませんし、誰もが感染の可能性にさらされているのが現狀です。どうぞこれからも、COVID-19が、多くの命を奪い、快復した人にも辛い後遺癥を殘す恐ろしい疾患であることを忘れず、また、発熱や癥狀がなくとも感染している可能性がゼロではないことを忘れずに、三密(密閉、密集、密接)を避け、多數の人々との集合や長距離の移動を避けて頂きたいと思います。そして、手洗いやマスク著用の徹底など、基本的な感染予防に努めて下さる様、お願い致します。これらの対策が、海外の醫療関係者からも「感染予防に有効である」と認められていることは、ご承知の通りです。

 お茶の水に集う皆さまが心を一つにして、この疾患の克服に向けた努力を続けて下さることを、心から願っています。人類が、長い歴史の中で、常に感染癥との戦いを繰り返し、現在まで命をつなげて來たことを思いますと、今回の禍も、必ず克服できると信じます。いずれ、この間の人々の努力の成果を、穏やかに語り合える日が來ることでしょう。

 まだ暫くの間、我慢し辛抱しなければならない日々が続くかも知れませんが、この苦難の日々を、より良い日常を迎えるための心と體の鍛錬の日々と考えて、希望を持って過ごして頂きたく思っています。本學に集うすべてのみなさまと手を攜えて、この困難を乗り越え、共に新しい時代を創って行けることを祈念しています。

 4月以來、新入生の皆さまとは、まだ一度もお會いできていませんね。いつもの年でしたら、入學式で皆さまにお話をして、大學の學部生には、その後すぐに「お茶の水女子大學論」の授業で、1年生の皆さまとお會いするはずでした。授業の際の皆さまとの直接の質疑応答も、とても楽しみでした。でも、コロナウイルスの感染拡大で、入學式も中止になり、授業も出來ない狀況が続きました。今年度の「お茶の水女子大學論」の講義は、7月29日の9?10時限にオンラインで実施することになりました。受講される方々と、いつもの様に、直接お話しすることができないことはとても殘念ですが、今年度中にいつか、皆さまとお話し出來る機會をつくろうと思っています。

 なお、本學では、皆さまと皆さまの大切な方々を新型コロナウイルスから守るために、様々な対策を執って居り、ホームページやメールなどで、お知らせしています。新型コロナウイルスから身を守るために役立つ様々な情報が、本學のホームページに掲載されていますので、是非、ナーサリーから大學院までの全學の橫斷的組織である「新型コロナウイルス感染防止対策室」からのお知らせや「保健管理センター」からのお知らせに目を通して頂き、ご活用頂きたく思っています。もし、何か困ったことがおありの際には、どんなことでも、対策室(専用メールアドレス:corona-taisaku@cc.ocha.ac.jp)にご相談下さい。

そして、何度ものお願いになりますが、萬一、ご自身に感染癥を疑わせる癥狀があった場合には、ホームページ(http://www.gocmcs.com/news/20200403.html)に示されている指針に従って行動して下さる様、お願い致します。

 また、興味と時間がおありの方には、「感染癥」について、「ウイルス」や「細菌」について、基本を勉強してみることをお勧めします。いろいろな教材がありますが、以下の教材は、私もお手伝いして作成したものです。いずれも「國立研究開発法人 科學技術振興機構(JST)」のホームページからダウンロードできますので、ご紹介させて頂きます。最後に挙げた記事は、7月21日に掲載された新著記事です。

2015年春號 特集「感染癥を防ぐために」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sciencewindow/9/1/9_20150901/_pdf/-char/ja
2015年サイエンスウィンドウ子ども版 「もっと知りたい 感染癥」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sciencewindow/9/C2/9_201509C2/_pdf/-char/ja
2020年7月21日 【post/with コロナ社會に生きる】感染癥の歴史から見えてきたウイルスと人間の関係
https://sciencewindow.jst.go.jp/articles/2020/0721.html

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